肌荒れの原因は身近に?油を見直すスキンケア法
朝起きたときに鏡を見て、いつも気になる肌荒れが改善されていないと感じることはありませんか?「昨日もスキンケアを頑張ったのに…」と、何が原因なのか悩むこともあるかと思います。
もしかすると、その原因は食生活や油の選び方にあるかもしれません。特に毎日の生活で無意識に選んでいる食べ物や油の種類が、実は肌の調子に影響していることがあります。
そこで今回は、肌荒れの原因になりやすい油や、それを避ける方法についてお話しします。
肌荒れの原因は「植物油脂」にあり!
まず注目したいのが、スナック菓子やインスタント食品に多く含まれている植物油脂です。
植物油脂は加工食品に使われることが多く、酸化しやすいという性質があります。この酸化した油が体内に入ると、肌の炎症を引き起こしやすく、肌荒れの原因となることがあるのです。
- 対策:購入する前に食品のパッケージ裏面を確認し、植物油脂が含まれていないものを選ぶことがポイントです。例えば、スナック菓子や揚げ物などの加工食品には、植物油脂が多く含まれがちなので注意が必要です。
肌に炎症を引き起こしやすい「トランス脂肪酸」
次に気をつけたいのがトランス脂肪酸です。トランス脂肪酸は、植物油を高温で加工する際に生まれるもので、ショートニングやマーガリンなどに多く含まれています。
トランス脂肪酸は肌だけでなく、心臓や血管にも悪影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ避けたい成分です。
- ショートニングを含む食品の例:市販のクッキー、ケーキ、冷凍パイ生地、菓子パン、フライドポテトなど。
これらはトランス脂肪酸が含まれる可能性があるため、購入する際には原材料表示を確認することが大切です。
外食時も油に注意!
外食をする際も、肌荒れ予防には油の質に気をつけることが大切です。特にファーストフードや揚げ物料理には、サラダ油やショートニングが多く使用されています。
このような油は酸化しやすく、肌に負担をかけてしまうため、外食が多い場合は注意が必要です。
- 対策:外食の際には、揚げ物よりも、焼き物や蒸し料理を選ぶのが良いでしょう。
また、サラダはノンオイルドレッシングを選ぶなど、少しの工夫で肌に優しい食事に近づけます。
おすすめ!肌が荒れたときに食べる「鍋」
私は肌荒れが気になるとき、野菜たっぷりの鍋を食べるようにしています。鍋だと調理に手間もかかりにくく、野菜からたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどが一度に摂取できるので、肌の調子を整えてくれるこの季節にもありがたい食事です。
また、豆腐や鶏肉も入れると良質なたんぱく質がとれるので、肌の代謝を助けてくれます。具材も好きなものを入れるだけなので、手軽で続けやすくおすすめです!
肌荒れ改善に良い栄養素と食べ物
肌荒れを改善するためには、良質な栄養素をバランスよく摂ることがポイントです。特に以下の栄養素が肌にとって有益です。
- ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用が強く、肌のコラーゲン生成を助けてくれます。シミやくすみの予防にも効果的です。
摂取できる食品:パプリカ、キウイ、オレンジ、ブロッコリーなど
- ビタミンE
抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐサポートをしてくれます。
摂取できる食品:アーモンド、アボカド、オリーブオイル
- オメガ3脂肪酸
炎症を抑える働きがあり、肌荒れ予防にも役立ちます。
摂取できる食品:サーモン、イワシ、亜麻仁油、チアシード
- ビタミンB群
代謝を助け、肌細胞の再生をサポートしてくれます。
摂取できる食品:鶏肉、豆類、卵、全粒穀物
まとめ
肌荒れを防ぐためには、日常の食生活で油の選び方に気をつけることが重要です。植物油脂やトランス脂肪酸を含む食品は避け、抗酸化作用のあるビタミンや良質な脂肪酸を積極的に摂ることで、肌を健康に保つことができます。
外食をする際も、できるだけ油の質に気を配り、肌に優しい食生活を意識しましょう。
みなさんも、日常の小さな工夫から肌に優しい食生活を始めてみてください。肌荒れの原因をしっかり対策し、健康で美しい肌を目指しましょう!